Paulien

今日もパウリンが来ていました。

ちょうど、その時に電話が掛かって来ました。

 

やや、興奮気味で

<全く関係無い馬なんですが、出先で見た馬の調子が良くなくて、居てもたっても居られなくなり電話しました。>と・・・。

<獣医さんは、肺が良くないからと言っていたそうで、少し休ませて、落ち着いたら乗ってと言っているそうなんですが、乗ると直ぐ調子が良くないらしいです。>

 

写真でいいから送ってみて・・・。

 

直ぐに写メが送られてきました。

私も写真を見て、一瞬で目を逸らしました。

 

パウリンに見せる時、一切私の知っている情報は言いません。

聞かれたら答えるだけです。

紙とペンを用意して、流れを待ちます。

 

<残念だけど長くないよ。

全てに疲れてしまった。

(徐々に呼吸が苦しそうになりだしました)

息苦しい

以前もたまに、その様な症状が起きていたが、今は常に苦しい。

12(この馬の年齢は、それ以上ですが、何か12に関係している)

悲しい

肺が40%以下しか機能していない。

行きたい(永眠したい)>

なぜ、そうなったの?(と質問しました。)

<1週間とか何もしないで突然運動して、それもハードな事をして、

汗だくになり、そのままほったらかしての繰り返し・・・。>

私もパウリンも怒りがわいて来ました。

<私が助ける事は、もう出来ない。私のアドバイスは、もう、行かせてあげて・・・。>

少しでも可能性があれば、パウリンは犠牲を払っても行こうとしますが、

馬が望んでいない・・・。

無理矢理延命したとして確かに同じ場所でハッピーに暮らせるでしょうか?

それこそ、もっと苦しめるだけになってしまうのでは・・・。

 

重い空気が流れました。

 

しかし、私は、その馬から教わりました。

そこには馬を紹介するなと・・・。

(今まで、そこに馬を紹介した事は無いですけどね・・・今後もありません。

でも、この馬もヨーロッパから遥遥来たそうです・・・。)

 

も一つ嫌な作業は電話で伝えなければならない事です。

(今回は、電話してきた人も関係の無い馬でよかった(?)ですがね)

 

上に書いた事を伝えると

<全く、その通りみたいです、運動の事も・・・>

<ご迷惑お掛けしました、全くもって波里さんにも関係無い事なのに・・・。>

あなたが、そういう人だから、私もあなたと、お付き合い出来るのです。

 

そしてパウリンから一言、

<馬は寝かせてあげるのがベストです。

あなたは、もう忘れてください、あなたは十分しました。>と。

見て見ぬふりも出来ますし、余計な事を言う人も居るかも知れない中、

行動したのだから・・・。

この馬も<ありがとう>と言っているはずです。

誰にも、何も理解されないまま、よりも、一時でも理解してくれる人が、

ふと現れてくれた・・・。

<ありがとう>と

 

それ以上考えても、自分を無意味に責める事しか出来ない事になると

パウリンは感じ取ったのでしょう。

 

その様な馬を二度と存在させない様に動く事に集中したら、

この馬も、きっと喜んでくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    P太郎 (木曜日, 27 1月 2011 03:23)

    その馬は、最後に、故郷に帰りたいと、思ったのかも。
    写メとともに、その魂は送り届けられたと思います。

  • #2

    yuki-hari (土曜日, 29 1月 2011 22:44)

    辛い思いをしてしまった馬でした。
    その様な馬が1頭でも少なくなる事を、望みます。

  • #3

    pink (日曜日, 30 1月 2011 12:23)

    辛すぎて涙が止まりません。

  • #4

    bear (日曜日, 30 1月 2011 13:55)

    この2日後、この馬は静かに息をひきとったそうです。
    この馬の周りには本当に悲しんでくれた人がいたのでしょうか・・・
    この馬の周りに少しでも喋れない馬に耳を傾けた人がいたのでしょうか・・・
    どんなに素晴らしい馬でも駄馬といわれる馬であっても、人間の気持ち次第で変わることが本当に感じます。
    馬は気持ちのあるパートナーであることを、理解してもらいたいです。

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